【アスリート必見】運動の効率のいい学習方法!!
勉強をする際に大事なのはベースとして、「暗記」になります。
その暗記をいかに「記憶」できるかが勉強ができるかできないかの分かれ道になります。
運動も同じで、体に染み込ませ「暗記」をさせます。
しかし、その運動の学習で「記憶・暗記」させるにはどういった方法が1番効率がいいのでしょうか??
今回はそんな運動学習について書いていこうと思います。
スポーツなど体を動かすものならなんでも通ずるものですので、よかったら参考にしてみてください。
<目次>
1:運動技能とは
運動技能とは、なにか課題を出された際に各部位をひとまとまりとし、その運動系列のことを運動技能といいます。
簡単に言うと、各部位をフォーカスせず、体全体での動きをフォーカスすることを指します。
運動技能の向上は、
・最小のエネルギー消費
・最大の正確さ
・最短の時間消費
を目指すものです。
この3つが評価の指数になります。
運動技能は「フォーム」「正確性」「速度」「適応性」の4つからなります。
・フォーム
フォームがよくなることは、無駄な動きが取り除かれていくのでエネルギー消費の減少に対応します。
・正確性
どのくらいの力の強さ、運動速度、運動距離などの再現性の正確さが問題である。
・速度
どれだけ早く課題を遂行できるか、が問題となる。
・適応性
環境や状況が変化してでも、いつもと同じ通りできるかが問題となる。
といったふうに、この4つの向上がパフォーマンスに影響してきます。
2:効率がいい運動方法とは
上記で書いた運動技能を見るとあの4つを組み合わせ、トレーニングに臨むのがベストでしょう。
しかし、順序はどういった順番がいいのでしょうか?
次はそれについて書いていきます。
始めに正解を書いときますね。
1.フォームを体得
2.正確性を上げる
3.速さと適応性を獲得する
この流れが1番の効率的です。
わかりにくいので、バスケットを例で説明しますね。
1.シュートをする際のフォームを身に付ける。
2.おんなじ場所からのシュートなど、たくさん入るように練習する。
3.いままでよりはやく打てるように、また相手がいる状態で練習する。
というふうになります。
運動技能が向上し、この時のパフォーマンスに見られる変化というと、
1.運動パターンの恒常性(一定になる)
2.遂行時間の短縮
3.正確さの向上と誤りの現象
4.自由度の増加
5.複雑な課題への適応性
6.課題遂行時の注意と努力量の減少
などが挙げられます。
どれも、練習を積み重ねていけば当てはまると思います。
3:まとめ
今回は運動をする際の効率のいいトレーニングについて書きました。
やはり、「フォーム」→「正確性」→「速度・適応性」という流れが大事なようですね。
僕はこの中でフォームはほんとに大事にしたほうがいいと思います。
ケガにもつながってしまいますし、せっかくのトレーニングの効果が半減となるともったいにです。
なので、基礎をしっかりと行い、背伸びせずに運動学習をおこなっていきましょう。
追伸、
運動能力には先天的に依存することが多いので、運動能力が高い人ほど少ない学習で運動技能の向上を果たすことができます。(言われなくてもわかっとるわ・・・。笑)
それでは!!!