【解剖学】肩の安定を担うローテータカフについて【筋肉】
皆さんはローテータカフと聞いたことありますか??
なんだそれ?(笑)って感じですよね笑
実際には、「回旋筋腱板」と言われるものです。
もっとなんだそれって感じになりますね笑
本日はこのローテータカフ改め回旋筋腱板についてお話していこうと思います。
みなさんお久しぶりです!まさとです!
久々の投稿なので少し緊張します。笑
更新が止まっていた理由として、生活の環境が少し変化してブログに割く時間があまり作れませんでした。楽しみにお待ちしていた方々には大変申し訳ありません。
まだまだ時間を作れる余裕は難しいと思うので、かけるタイミングで少しずつ情報を提供していこうと思います。
更新頻度は週1書ければいいかなと思います。
何か要望があれば、時間はかかりますが調べて書きたいと思いますので質問してみてくださいね!!
1:回旋筋腱板とは
そもそもなにそれって話なのですが、
これは肩甲骨に付着し、肩関節の安定を担っている筋肉になります。
肩関節は肩甲骨と上腕骨で構成している関節なのですが、実際にはこの関節のみではすぐ抜けてしまったり、外れてしまったりと安定性はほとんどないです。
というのも、肩甲骨の関節窩に対して上腕骨が大きく、
「筋肉」や「靭帯」に補強されて外れないようにしているのです。
なので、この筋肉が弱くなったりすると肩に違和感が出てくるでしょう・・。
その鍛え方はまた今度として、
実際にはどんな筋肉が付着しているのでしょうか。
それを見ていきます。
2:構成について
回旋筋腱板は上の画像で見ていただいた通り、あのような形で肩甲骨から上腕骨に付着しています。
4つの筋肉から構成されており、
・棘上筋
・棘下筋
・小円筋
・肩甲下筋
この4つになります。
3:筋肉について
1.棘上筋
表面からは触れることのできないインナーマッスルと言われる種類に入る筋肉で、
弱いですが肩関節の外転作用があります。
役割としては、骨頭を関節窩に引き付けて、固定するという作用のほうが見られます。
2.棘下筋
こちらの筋肉もインナーマッスルの種類に入り、三角筋後部の内下方に触れることができます。
棘下筋・小円筋とともに同じ走行なので似たような作用であり、
肩甲骨を引きつけ、肩関節を外旋させる作用が見られます。
そのほかに、水平伸展の作用も見られます。
3.小円筋
棘下筋と説明が同じです。
4.肩甲下筋
こちらの筋肉は、
肩甲骨の肋骨面から付着しており、こちらも骨頭を関節窩に引き付ける作用があります。
他にも、肩関節の水平屈曲や内旋が見られます。
内旋はアウターマッスルである「広背筋」「大円筋」が主に働くので、肩甲下筋の内旋力は弱い。
4:まとめ
肩関節というのは肩甲骨と上腕骨から構成しており、
その関節面の密着度が小さいことから、筋や靭帯に補強されているのがわかりましたね。
この筋肉たちのおかげで肩を回したりすることができますし、
肩が抜けないようになっているのですね!!
どの筋肉が弱くなってきたり、強くなってきたりすると、アンバランスが起こってしまい、痛みや違和感が出てきますよ。
しっかりとインナーマッスルにも目を向けて、安定性(スタビリティ)も練習していきましょう。
また時間があればトレーニング方法を書きたいと思います。
今回はここまで!!
それでは!!