【解剖学】ゴツゴツの背中!憧れる陰影感はここで決まる!【僧帽筋】
お久しぶりです!
だいぶ更新を遅らせてしまいました・・・。
少し新しい環境の変化と自分に余裕がない状態でしたので、更新をできないでいました。
楽しみにしてくれていた方々には申し訳ありませんでした。(+o+)
これからは更新頻度は少し低めになりますが、少しずつのペースで更新していこうと思いますので、温かい目で見てやってください。
そんなことはさておき、本日の本題に入ります!!
本日はタイトルにある通り、「僧帽筋」についてお話させていただこうと思います。
<目次>
:僧帽筋とは
僧帽筋ときいて、何を思い浮かべますか??
「なんかマッチョの人が言ってたような・・。」
「首?肩?らへんの??」
いろいろな意見がありますよね。
しかし、ココの筋肉はみなさんでも触れたり見れたりできる表層の筋肉になります。
割とデスクワークする方には印象が強い筋肉なのでは?と個人的に思います。
写真でもわかるようにまさに「ひし形」の形をした筋肉ですね。
そんな「僧帽筋」をもう少し詳しく見ていきましょう!!
:性質・形態について
この筋肉は背部の最も浅層にある三角形(左右でひし形)の筋肉です。
主に、頸、肩の上部と後部を覆っています。
僧帽筋は「上部」「中部」「下部」と3つの部位に分けることができます。
:作用について
「上部」
肩甲骨と鎖骨の挙上。
肩をすくめるような動きになります。
「中部」
肩甲骨を内包(内側)に引く。
脊柱に肩甲骨を近づける動きになります。
「下部」
肩甲骨を回転させ、上腕の挙上を助ける。
肩甲骨、鎖骨の下制を行います。
他にも、両側が収縮すると頭部を後屈させる働きもあります。
一側だと、頭を収縮側に屈します。
:起始、停止について
【起始】
外後頭隆起、項靭帯、全胸椎棘突起
【停止】
肩甲棘、肩峰、鎖骨の外側1/3
になります。
:神経について
副神経(運動性)、頚神経叢(感覚性)
に働きます。
:最後に
背中の上側の表層はほとんど僧帽筋が覆っているのですね。
だいぶ使う機会が多い筋肉なので、疲れがたまりやすい印象でした。
それにしても、脳神経も関与してきているのですね。
なので、副神経は延髄が支配しているというところもお忘れなく!!!
デスクワークとかで前かがみにしすぎると、この大きな筋肉が固まってしまいます。
脊柱にも柔軟性がなくなったりしますので、固くなり戻らなくなる前にこまめにストレッチや運動を取り入れましょう。