【解剖学】仙腸関節の重要性について【仙腸関節】
みなさん!
いつも運動をしていますか?
どうしても、バイクや車と移動手段ではこういった便利なものを使ってしまいます。
そんな時代になりましたね。(時代のせいにしている笑)
昔の人達から比べると歩数・距離とともに少なくなっています。
その関係もあり、足腰の弱さ、体の弱さというのが昔の人と比較すると現代の人たちでは顕著になってきており、見つめなおす必要がありますね。
便利になってしまった今、少しずつ運動する習慣がつくのが望ましいです!!
なので、このフィットネス関係が少しずつ盛り上がってきてうれしいことですね。笑
はい!
それはいいとして、今回の本題は「仙腸関節の役割」について話していきたいと思います。
1:仙腸関節とは
仙骨と寛骨(腸骨・恥骨・座骨)をつなぐ関節であり、その関節面は「耳状面」という。
この関節は半関節と言われており、ほとんど動かない関節である。
2-3mmほどは動くといわれており、歩行時になど動くのが確認されています。
2:仙腸関節の役割とは
仙腸関節は先ほども説明した通り、仙骨と寛骨を結ぶ関節なので仙骨はその上に脊柱を乗せています。
上半身と下半身をつなげているといっていいでしょう。
仙骨は上半身を、
寛骨は下半身を、
ちょうどそれをつなげるのが仙腸関節になります。
ここが壊れたり、不安定になると上半身にその不安定が出てしまったり、
逆に下半身にでてしまったりと大変になりますね。
役割としては、脊柱を安定させる役割があり、そのほかに骨盤に加わる衝撃や重力を緩衝する役割があります。
3:ニューテーション・カウンターニューテーション
先ほどの役割の話で衝撃や重力を緩衝させる役割があるとお伝えしました。
その時にどのような形で緩衝させているかというと、
・ニューテーション
仙骨を前傾させることにより寛骨が後傾するといった動きが見られます。
・カウンターニューテーション
仙骨が後傾することにより寛骨が前傾するといった動きが見られます。
この動きがなぜ出るのかというと、ばねの役割を果たしていて緩衝の効果を出します。
前者では仙結節靭帯、大腿二頭筋の力を利用して相殺します。
後者では腹直筋、股関節屈曲筋群の力で相殺します。
4:まとめ
仙腸関節は衝撃や重力に対して緩衝させる役割があるのがわかりましたね。
歩行時にでも足をつく際、足関節→膝関節→股関節→仙腸関節と衝撃が加わります。
どの関節も緩衝効果はあります。
それに、上半身と下半身をつなぐ仙腸関節を壊すといろいろと問題が出てきそうですね。
なので、こちらを調整するにも整骨院・接骨院は利用してみるのもいいかもしれませんね。
今回はここまで!!
それでは!